親鸞聖人もお亡くなりになられる時、次のようにおっしゃっています。
「この身は今は歳きわまりて候えば、定めて先立ちて往生し候わんずれば、浄土にて必ず必ず待ちまいらせ候べし」
(末灯鈔)
“親鸞、いよいよ今生の終わりに近づいた。必ず浄土へ往って待っていようぞ。間違いなく来なさいよ”
浄土往生間違いなし、と往く先のハッキリしておられた親鸞聖人は、「あなたも信心決定して、必ず浄土に来なさいよ」と私たちに呼びかけてくださっているのです。
浄土真宗の盛んなある村に、仏法熱心な夫婦がありました。平生から阿弥陀仏の本願を喜ぶ身になっていた夫は、いよいよ臨終が近づいた時、人生の苦楽をともに乗り越えてきた妻に、こう告げました。
「おまえと一緒になれて、本当によかった。おれは先に往く。極楽の蓮台で、半座空けて待っているからな」
縁あって同じ家で暮らす家族です。この世だけでなく、光明輝く弥陀の浄土で再会できる、永遠の家族となれるよう、ともに仏法を聞き求め、弥陀の本願を聞き開かせていただく身になることが、浄土真宗の葬儀を勤める真の目的なのです。
浄土真宗本願寺派
西照山 西向寺
〒583-0846 大阪府羽曳野市東阪田245
TEL&FAX:072-956-0063
13代目 西林 広順(にしばやし こうじゅん)
文禄3年(1594年)
近鉄南大阪線(長野線)
喜志駅下車徒歩約15分(タクシー約5分)
南阪奈道、羽曳野ICより旧170号南へ約5分 西名阪道、藤井寺ICより170号南へ約15分
※本堂内に椅子、冷暖房、駐車場(約6台駐車可)完備。
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